★当院の食物アレルギー診療方針|御所西かわだアトピーアレルギークリニック|京都市上京区のアレルギー科・小児科

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★当院の食物アレルギー診療方針

「歴史なんてどうでもいいから治療を教えてほしい」そう言われることがあります。
でも実は、歴史を知ることこそ、いま目の前の治療方針を理解するための鍵になります。
長い年月をかけてわかった“より良い治し方”が詰まっているのです。

私の食物アレルギー診療は大きく2つの柱に整理できます。

① 食物アレルギーの食事指導・治療

  • 軽症・低年齢の患者さん
    軽症で、かつ年齢が低いお子さんでは、食事指導を中心に「食べられる範囲を広げていく」ことが基本になります。この段階では、必ずしも食物経口負荷試験(OFC)は必要ありません。
  • 重症患者さん(症状閾値が低い、アナフィラキシー歴あり、完全除去歴が長い)                 一方で、症状が強い患者さんでは、適切なタイミングでOFCを組み合わせながら治療を進めていきます。

ただし、私の診療の大きな特徴は一つ。
「できる限り症状を出さずに検査・治療を進める」です。

何も起こさずに治す── いや、もしかすると “何も起こらない状態を保つことこそが、むしろ治りやすさにつながっている” のかもしれません。

② 食物アレルギーの発症予防

そして、これからの時代で最も重要なのが「発症予防」です。
食物アレルギーを「治す」よりも、そもそも発症させないという発想です。

例えば、「ピーナッツアレルギーを治療する」ではなく「ピーナッツアレルギーにならないように
する」です!

⇒ 受診のタイミングが予防効果を左右します
離乳食が始まる前、できれば生後2〜3か月までに受診していただけると、予防の成功率は大きく高まります。保湿剤だけでは食物アレルギーは予防できません