なぜこの年を境に語れるのかといえば、厚生労働科学研究『食物アレルギーの診療の手引き2005』と、日本小児アレルギー学会『食物アレルギー診療ガイドライン2005』という2つの重要な診療指針が同時期にまとめられ、日本の食物アレルギー診療の方向性が大きく整備された年だったからです。
さらには、2006年には入院で、2008年には外来でも食物経口負荷試験の保険適用が認められることとなり、全国的な普及の基盤が整いました。
2005年は、まさに日本の食物アレルギー診療が大きく前進した“記念すべき年”だったのです。