実は、アトピー性皮膚炎には 「UK Working Party」という診断基準 があるのですが、 この基準に当てはめて“アトピーと診断されてから”治療を始めるのでは、正直なところ 遅い のです。
なぜかというと── 赤ちゃんの肌トラブルは、早い段階でしっかり治しておかないと、食物アレルギーにつながる可能性があるからです。
特に最近わかってきたのは、
湿疹がある肌から食べ物の成分が入り込み、アレルギーが作られてしまう(経皮感作)
というメカニズムです。
だからこそ大切なのは、
-
アトピー性皮膚炎を早く見つけること
-
早期にしっかり治療して肌を整えること
-
そのうえで、適切な時期に食べ物を食べて慣らしていくこと
この3つを組み合わせることで、即時型の食物アレルギーを予防できる可能性が高まると考えられています。
今後は「診断基準そのものを見直すべきでは?」 あるいは「“アトピーという診断名そのもの”より、早めにしっかり治療することの方が大事なのでは?」 という議論も進んでいくでしょう。