幼児アトピー性皮膚炎診療の問題点(3)|御所西かわだアトピーアレルギークリニック|京都市上京区のアレルギー科・小児科

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幼児アトピー性皮膚炎診療の問題点(3)

かゆみの neural plasticity、つまり「かゆみの神経可塑化」という現象があります。 簡単に言えば、かゆみが脳に記憶されてしまう、かゆみが固定化してしまう──そんなイメージです。

私は、こうした神経可塑性は幼児期あたりから一気に高まっていくのではないかと考えています。 大きな根拠があるわけではありませんが、赤ちゃんから成人まで本当に多くの患者さんを診てきた経験から、そう感じるのです。

だからこそ、皮疹をしっかり抑え込むこと、皮膚の見た目を整えることはもちろん重要ですが、 「かゆみそのもの」に対するアプローチも同時に考えていくべきだと思っています。 皮疹だけを治しても、かゆみが脳に残ってしまえば、また掻いて悪化する──その悪循環を断ち切る必要があるのです。